フットボールチャンネル

フォーカス 2日前

Jリーグ“最強”クラブは? パワーランキング1~10位。人気や育成、成績など各指標からJ1〜J3全60クラブを順位化

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

6位タイ:横浜F・マリノス(214)

横浜F・マリノス
【写真:Getty Images】

2024リーグ戦成績:9位(J1)
2024シーズンホームグロウン人数:10人(8位タイ)
2024リーグ戦ホームゲーム平均入場者数: 24,843人(6位)
2023年度営業収益:約65億900万円(5位)

 横浜F・マリノスにとって、2024シーズンはタフなものだった。チームはAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)とJリーグの過密日程に苦しみ、シーズン序盤には大苦戦を強いられた。

 ケヴィン・マスカットの後任として招へいしたハリー・キューウェル監督は7月に契約を解除され、その後はジョン・ハッチソン監督が指揮を執り、シーズンを9位で終えた。過去5シーズンで優勝2回、2位2回という輝かしい実績を持つ名門にとって、満足には程遠いシーズンだった。

 ピッチ上の成績は集客にも影響を及ぼした。2023シーズンには1試合平均観客数でクラブレコードの27,716人を記録したが、今シーズンは24,843人に減少した。リーグ全体で6位という結果は悪くないものの、昨シーズンの3位から順位を下げたことを考えると物足りなさが残る。

 営業収益は約65億900万円で5位と高水準にある。しかし、前年比2800万円増と控え目な伸びにとどまった。

 ただ、グッズの売れ行きは好調で、物販収入は浦和レッズの約15億8300万円に次ぐリーグ2位の約12億4400万円を記録。さらに、物販関連費が浦和の約12億1400万円に対し、横浜FMは約7億9500万円と効率的な運営を見せている。

 ホームグロウン人数は10人で8位タイ。喜田拓也や水沼宏太といった精神的支柱、そして山根陸のような成長著しい若手の存在は、クラブの将来に向けた大きな財産と言える。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!