23位:ヴァンフォーレ甲府
【写真:Getty Images】
本拠地:JIT リサイクルインク スタジアム(15,853人収容)
平均入場者数:8,274人
平均収容率:52.2%
今季のJ2リーグを14位で終えるなど不本意なシーズンを過ごしてしまったヴァンフォーレ甲府だが、集客の面では十分な結果を残した。
平均入場者数は昨季の7,485人から8,274人に大幅アップ。15,853人収容可能なJIT リサイクルインク スタジアムの収容率は52.2%となっており、選手はほぼ毎試合サポーターの大歓声に背中を押された。
とくに前半戦が好調で、第19節のベガルタ仙台戦まで、観客数が7,000人以下に終わることが1度もなかった。同期間の収容率は58.3%となっていて、チームの成績が安定しない中でも、熱血的なサポーターは粘り強く応援していた。
後半戦は、第29節の鹿児島ユナイテッドFC戦で4,792人(収容率30.2%)、第30節ロアッソ熊本戦で5,675人(収容率35.8%)、第34節ファジアーノ岡山戦で6,036人(収容率38.1%)とやや落ち込んでしまい、平均値も下がったが、いずれの対戦相手も地理的に遠く、ある程度は仕方のない部分はあるかもしれない。下位に沈んでいたチームの成績を考えても、もっとも少なくても不思議ではなかった。
サポーターの熱量はJ2屈指と言ってもいい甲府。来季は昇格争いに絡み、粘り強く応援してくれるファンに恩返ししたいところだ。