21位:ジェフユナイテッド千葉
【写真:Getty Images】
本拠地:フクダ電子アリーナ(19,470人収容)
平均入場者数:10,431人
平均収容率:53.6%
フクダ電子アリーナは、ほぼ毎試合のように大歓声に包まれた。
今季の平均入場者数は10,431人。10,000人以上を記録したのは2016シーズン以来8季ぶりで、約20,000人を収容可能なフクアリの収容率が50%を超えたのは、見事という他ないだろう。
今季、観客数が10,000人を超えた試合は実に9試合。10,000人以下に終わったゲームも、ほとんどが9,000人や8,000人という人気ぶりだった。極端に低かったのは第8節の栃木SC戦で5,603人(収容率28.8%)だったが、こちらは平日開催だったため、そこまで深刻に考える必要はなさそうだ。
今季の千葉はJ1昇格プレーオフ圏内に入れるかどうかという戦いを続けており、サポーターにとっては毎試合、良い意味での緊張感があり、飽きがなかったと言える。またホームでの成績も19戦12勝1分6敗と大きく勝ち越しており、こちらもサポーターの熱を冷まさない要因になったと言えるだろう。
しかし、集客面で成功を収めた千葉だが、最後に待っていたのは地獄。ラスト2試合を連敗で終え、J1昇格プレーオフ出場権すら逃してしまった。
来季でJ2 16シーズン目となる千葉。オリジナル10の一角として根強い人気を誇るだけに、そろそろサポーターをJ1に連れていきたい。
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