9位:ウィリアン・サリバ(アーセナル/フランス代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年3月24日
市場価値:8000万ユーロ(約128億円)
今季リーグ成績:16試合2得点0アシスト
9位には、アーセナルの守備を支えるウィリアン・サリバがランクインした。
今季のアーセナルは最終ラインに怪我人が続出しており、サリバの重要度はより高まっている。彼とヤクブ・キヴィオルを除くDFは今シーズンのどこかで負傷した経験があり、昨季フル稼働だった相方のガブリエウ・マガリャンイスも公式戦4試合を欠場している。
他にもベン・ホワイトやリッカルド・カラフィオーリ、冨安健洋らが復帰と離脱を繰り返すなど、万全な陣容を組める方が少ない。その中でも、主力選手ではこのフランス代表DFがただ一人フル稼働。プレミアリーグとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では、DOGSOで退場となったボーンマス戦と出場停止処分のリバプール戦を除く22試合でフル出場している。
依存度があまりに高いのは不安要素だが、彼の対人戦での強さとカバーリングエリアの広さはアーセナルに欠かすことができない。最終ラインで彼のような無理が効く選手がいることでカウンターを防げることも多く、替えの利かない選手の一人であることは間違いないだろう。
そんなサリバの市場価値は順調に上がり続けており、今年3月に自己最高額となる8000万ユーロ(約128億円)を記録してからこの額をキープし続けている。今季も昨季のように怪我することなく試合に出場し続ければ、大台の1億ユーロ(約160億円)突破も夢ではないだろう。