イングランド・プレミアリーグ 最新ニュース
2024/25シーズンのプレミアリーグもおよそ半分の試合を消化した。その中で印象的な活躍を披露している選手も多く、データサイト『transfermarkt』では12月16日に直近の活躍を踏まえて最新の市場価値が更新された。現在のプレミアリーグで最も価値が高い選手は誰なのか。今回は最新の市場価値ランキングを紹介する。（成績、市場価値は『transfermarkt』を参照。額が並んだ場合はサイトに準拠。データは2024年12月24日現在）
10位：アレクシス・マック・アリスター（リバプール／アルゼンチン代表）
【写真：Getty Images】
10位には、プレミアリーグで首位に立つリバプールで背番号10を背負うアレクシス・マック・アリスターがランクインした。
2023年夏にブライトンから4200万ユーロ（約67.2億円）の移籍金でリバプールに加入したアルゼンチン代表MFは、1年目から不動のレギュラーに定着。2年目の今季も主力を務めており、累積警告で出場停止処分となった公式戦2試合を除いて全試合に出場している。
正確無比なキックと視野の広さを武器に中盤から効率よくワイドの選手にボールを配球しつつ、守備でもサボらないのが彼の長所だろう。昨季は［4-3-3］のアンカーで出場することもあったが、今季は［4-2-3-1］のダブルボランチの一角での出場機会がメインとなったことで守備範囲が限定的となり、簡単にドリブルで抜かれる機会が減った。
実際にプレミアリーグのスタッツを見ると、1試合平均のドリブルで抜かれる回数が「2.28回」から「1.88」回へと減少している。その上でタックル成功数は「43回」とチームトップで、彼のところでボールを奪ってからショートカウンターが始まることも少なくない。
そんなマック・アリスターの市場価値は緩やかであるが上昇を続けている。リバプール加入当時の6500万ユーロ（約104億円）から現在は自己最高額となる8000万ユーロ（約128億円）まで上昇。プレミアリーグとUEFAチャンピオンズリーグ（CL）の両大会で首位に立つチームの柱として高い評価を受けている。
