15位:浦和レッズ
【写真:Getty Images】
本拠地:埼玉スタジアム2002(62,010人収容)
その他ホーム開催地:浦和駒場スタジアム(21,481人収容)
平均入場者数:37,519人
平均収容率:63.2%
浦和レッズは62,010人の収容可能人数を誇る埼玉スタジアム2002を本拠地としながら、62.7%のスタジアム収容率をマークした。平均入場者数37,519人はJリーグ全60クラブの中でダントツの数字となっている。
一時は降格圏付近を彷徨うほど低迷した今季だったが、昨季と比べると平均入場者が7,000人ほど増加しており、ファンの関心は上昇し続けているようだ。
最も多くの観客を集めた試合は、シーズン最終戦のアルビレックス新潟戦だ。長年チームを支えてきた興梠慎三と宇賀神友弥の引退試合が行われたこともあり、国立競技場クラスと言ってもいい55,184人の大観衆がスタンドを埋め尽くした。この試合の収容率は89%となった。
そのほかにも、ホーム開幕戦となった第2節の東京ヴェルディ戦で5,0863人(収容率82%)、第19節の鹿島アントラーズ戦で48,638人(収容率78.1%)と高い集客力を発揮しており、40,000人越えの試合が9試合もあった。
浦和の次なる目標は、平均入場者数が40,000人を超えていた00年代後半の熱気を取り戻すことだろう。そのためには平均64.5%の収容率が必要になる。この数字を可能にするには、やはりピッチ上の結果が求められてくるはずだ。