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「攻撃では精彩を欠いている」 レアル・ソシエダの問題点を現地メディアが指摘。久保建英は「批判を受けている」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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バレンシア戦でゴールを決めたレアル・ソシエダの久保建英
【写真:Getty Images】

レアル・ソシエダの課題とは?

 サッカー日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地時間21日、ラ・リーガ第18節でセルタ・デ・ビーゴと対戦し、0-2で敗れた。スペインメディア『Estadio Deportivo』は23日、年内最終戦を白星で締めくくることができなかったソシエダの得点力不足を指摘し、久保のパフォーマンスにも触れている。

 

 今シーズンの序盤戦は、主力を担っていたMFミケル・メリーノやDFロビン・ル・ノルマンが引き抜かれたことで、シーズン序盤は大苦戦。順位も一時は降格圏に近づくほど低迷したが、徐々に新戦力がフィットしてきたこともあり、7位で2024年の戦いを終えた。しかし、成績は好転したものの、依然として得点を奪うことに苦労しているのは明らか。失点数ではアトレティコ・マドリードに次ぐラ・リーガで2番目に少ない13失点という好成績を残している一方で、16得点というゴール数は、3番目に少ない数字となっている。

 同メディアは、「解決策のないレアル・ソシエダの大問題」という見出しを打ち、「レアル・ソシエダは守備では良さを披露しているが、攻撃では精彩を欠いている」と課題を指摘。続けて「オーリ・オスカルソンは負傷からの復帰を目指してフィジカルを整えており、ミケル・オヤルサバルは徐々にゴールを奪い始めている。久保はファンから低調なパフォーマンスで批判を受けている一人であり、一方でアンデル・バレネチェアはゴールを奪える信頼できる選手として評価を高めている」と攻撃陣それぞれを評価している。

 そして「オヤルサバルは、今シーズン6ゴールを決め、バレネチャアを抜いて、レアル・ソシエダでの得点王となっている」と綴り、「イマノル・アルグアシル監督が得点数を改善するための大きな希望となっている」と10番を背負うクラブの象徴のパフォーマンスが、チームとしての課題を解決する突破口になると結論付けている。今季はリーグ戦18試合で3ゴールの久保。2025年はより得点を重ね、チームを勝利に導く活躍が期待される。

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