54位:カマタマーレ讃岐
【写真:Getty Images】
本拠地:Pikaraスタジアム
収容可能人数:22,338人
平均入場者数:1,949
2014~2018シーズンまではJ2を舞台に戦っていたカマタマーレ讃岐。J3では6シーズン目となる今季は、序盤に大苦戦を強いられた。開幕から12試合で白星なしの状況が続き、第10節にギラヴァンツ北九州と引き分けた時点でリーグ戦最下位に沈んでいた。
しかし第13節ホーム・アスルクラロ沼津戦で勝ち点「3」を獲得すると、そこから大きく巻き返す。一時は13位まで浮上し、最終的に16位に着地した。
第36節まではJ3残留が確定していなかった影響か、スタジアムへの入場者数はシーズン後半にかけて増えている。
第27節のFC岐阜戦からのホーム6試合で入場者2,000人を割ったのは、第33節のテゲバジャーロ宮崎戦のみである。最多入場はホーム最終節のFC今治戦で、平均の1,949人を大きく上回る4,579人が来場した。
しかしやはりJ2時代と比べると寂しく、7勝しかあげられず単独最下位でJ3降格を決めた2018シーズンでさえ平均入場者数は3,073人を記録している。J2で戦った4シーズンのうち3,000人を割ったことは一度もない。
3部と2部で注目度が異なることは言うまでもないが、クラブの動員ひいては収入を考えると、少しでも上のカテゴリーで戦うことは重要だ。讃岐はJ3に降格してから順位を一桁で終えられたシーズンがなく、浮上のきっかけを掴みたいところだ。