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【写真：Getty Images】

エムバペのスーパーゴール！

　ラ・リーガ第18節、レアル・マドリード対セビージャFCの試合が現地時間22日に行われた。試合はマドリーが4-2で勝利している。この試合では、マドリーに所属するFWキリアン・エムバペが、不調から脱したことを証明するスーパーゴールを決めてチームに勢いを与えていた。

　17試合を消化した段階で、リーグ戦11勝4分2敗勝ち点37で3位につけていたマドリー。前日にはアトレティコ・マドリードが勝利したことで、この試合に勝利すれば2位バルセロナを勝点で上回って24年を終えることができるチャンスだった。

　そんな重要な局面で迎えた試合において、エムバペがチームに流れをもたらす先制点を決める。10分に左サイドのFWロドリゴから中央でパスを受けると、ワンタッチで位置を調整。右足を振り抜くと、弾丸のような勢いでセビージャネットにボールが突き刺さった。

　不調から脱したことを証明するエムバペのスーパーゴールだった。スペインメディア『as』も、「エムバペは自己批判的だったが、だからこそ厳しい状況になりかねないところから抜け出すことができた。彼の適応期間は終わった。今日は私が言い続けていたことが正しいと証明してくれた」と、エムバペが苦しい時期を脱したと宣言するカルロ・アンチェロッティ監督のコメントも紹介している。

　エムバペのゴールで勢いに乗ったマドリーは、年内最終戦を4-2で快勝。首位のアトレティコに1ポイント差となる2位で、24年を締め括っている。