44位：AC長野パルセイロ
【写真：Getty Images】
本拠地：長野Uスタジアム
収容可能人数：15,515人
平均入場者数：4,158人
44位にランクインしたAC長野パルセイロは、リーグ戦では残留争いに巻き込まれながらも、平均入場者数は昨季に比べて約600人の増加を見せた。
シーズン最多動員数を記録したのは、昨季と同様に松本山雅FCとの信州ダービーで11,965人の観客を集めた。昨季との違いとしては2番目に観客数が多かった試合が、昨季は4,000人台だったのに対して、今季は第36節のヴァンラーレ八戸戦で7,010人を集めたところ。
「パルセイロフェス」と名付けられたこの日の試合では、音楽とフットボールを掛け合わせて場外ステージが設けられたほか、長野市在住の方々に対して抽選で2,000人を無料招待するなど、熱狂的な盛り上がりを見せた。
また、2,000人台の試合が極端に減少したことも大きいだろう。昨季は11もの試合が3,000人に満たなかったが、今季は5試合にとどまった。
残念だったのは、観客数増員が試合結果に結び付かなかったこと。順位を見ても昨季の14位から18位と大きく後退してしまい、ホームでの勝利数は昨季と同じ6。サポーターの声援の大きさを勝利に変えるまでには至らなかった。
