46位:カターレ富山
本拠地:富山県総合運動公園陸上競技場
収容可能人数:18,588人
平均入場者数:4,092人
プレーオフを制して11年ぶりのJ2復帰が決まったカターレ富山が46位にランクインした。
J2プレーオフは今季から新しく新設されたものだったため、今季と同様に昨季もリーグ戦を3位で終えていた富山は、J2昇格の権利をあと一歩で逃す結果となっていた。そんな昨季の平均入場者数は3,444人。J2昇格の可能性を残した最終節こそ、最多の6,453人の観客がスタジアムに足を運んだが、一方では1,000人台の試合もあるなど、波のある動員数となっていた。
迎えた今季は、平均入場者数が約500人増え、4,000人以上を動員した試合数も昨季の5試合から8試合に増加した。1,000人台の試合は1試合もなく、昨季よりも安定的にホームスタジアムにファンの姿があったことがわかる。
特徴的なのは、チームの成績がそのまま動員数に結びついている点だろう。第16節から7試合負けなしで迎えた第23節のAC長野パルセイロ戦(4,497人)以降のホーム8試合で、実に6試合が4,000人超えを記録している。J2昇格争いを演じているチームを応援しようと、ファン・サポーターの熱が帯びた何よりの証だ。
第31節のFC今治戦は、勝ち点差3で追走していた2位との直接対決ということもあり今季最多の9,700人の観客が富山に声援を送った。富山がJ2の舞台で躍進するためにも、この数字を平均としていきたいところだ。