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2024シーズンの明治安田リーグは全日程を終えた。優勝争いや残留争いなど、長いシーズンの中でそれぞれのクラブに紆余曲折があったが、シーズンを通して最も多くの観衆を動員したクラブはどこなのか。J1~J3の全60クラブのホームゲーム入場者数を集計してランキング形式で41~50位を紹介する。
50位:SC相模原
本拠地:相模原ギオンスタジアム
収容可能人数:6,259人
平均入場者数:2,820人
昨季はJ3リーグで18位と苦戦を強いられたが、今季は9位まで持ち直したSC相模原が50位にランクインした。
相模原の昨季の平均入場者数は2,308人だったが、今季も2,820人となかなかホームスタジアムに観客を集めることができなかった。ただ、J2リーグを戦っていた2021年でも2,372人の平均入場者数という点を見ると、カテゴリーやチームの調子はそこまで影響していないのかもしれない。
観客数は1,000人台と2,000人台の試合がほとんどで、同じ神奈川県内の横浜を本拠地とするY.S.C.C.横浜との試合でさえ2,958人とスタジアムの半分も埋まらない事態となっている。
そんな相模原の試合で4,000人超えの観客数を記録したのは、第18節の松本山雅FC戦(5,377人)で、3-2の勝利を収めている。また、ホーム開幕戦のヴァンラーレ八戸戦(4,216人)でも1-0と勝利をしており、スタジアムの7割が埋まった試合ではしっかりサポーターに勝利を届けることができている。
このような結果からも、スタンドが埋まることで選手たちのモチベーションが上がることもあるだろう。2021シーズン以来のJ2復帰に向けて、相模原にはホームの大歓声の後押しが必要かもしれない。