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「MOMは当然の結果」CB遠藤航に称賛の嵐!リバプールでデュエル王の真骨頂。驚異的な統計「頼りになる存在」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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ジローナ戦の遠藤航
【写真:Getty Images】

遠藤航、ブンデスリーガのデュエル王と呼ばれた男が真価を発揮

 EFLカップ準々決勝、サウサンプトン対リバプールの試合が現地時間18日に行われ、リバプールが2-1の勝利をおさめた。この試合でセンターバックとしてフル出場を果たしたリバプールの日本代表MF遠藤航に称賛の嵐が吹き荒れている。データを元に英メディア『ディス・イズ・アンフィールド』が高評価した。

 

 遠藤はこれまでに今季公式戦10試合に出場していたが、先発出場を果たしたのはEFLカップのウェストハム・ユナイテッド戦とブライトン戦だけだった。ライアン・フラーフェンベルフが守備的MFのポジションで主力として活躍しているため、遠藤はほとんど出番がない。そんな中、リバプールを率いるアルネ・スロット監督は、サウサンプトン戦で遠藤をセンターバック起用する戦略を立てた。そして、遠藤はセンターバックとしてリバプールの守備を支えつつ、状況を見て中盤まで上がり、2点目の起点となる活躍を見せている。

 同メディアは「マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選ばれたのは、11回のデュエルで勝利したという印象的な統計の結果によるものだ」とし、統計的には遠藤がチームの中心だったと言う結論を下した。同メディアによると「この日本代表選手ほど、デュエル(13回中11回)やタックル(4回中4回)で勝った選手はいない。グラウンドでのデュエルでは100%の成功率(8回中8回)を記録した。彼はまた、身長178cmの体格をものともせず、試合終盤には身長201cmのFWポール・オヌアチュとの空中戦で勝利を収めた。遠藤は疲れを知らずに働き、誰よりも多くのファウル(4回)を受けたが、遠藤は一度もファウルを犯さなかった。これは過小評価されている資質だ。彼は85回のパスのうち、ミスはわずか6回だけで、93%の精度を記録した。回数を考慮すると、この数字を上回ったのはジャレル・クアンサー(96%)のみだった。31歳の遠藤は90分間を通してリバプールが必要としていた経験豊富なリーダーであり、インターセプト2回(リバプール最多タイ)、リカバリー4回(リバプール2位)、クリア2回という印象的な活躍も見せた」という。

 遠藤はシュトゥットガルト在籍時にデュエルの強さを称賛されることが多かったが、リバプールでも評価されることになった。最後に同メディアは「遠藤にとって今シーズン初の90分間のプレーだった。今後もそれが習慣になる可能性は低いが、これまでよりもずっと頼りにされる存在であることを示した」との見解を下している。

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【了】

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