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コラム 1日前

はっきり言おう。もはやマンUにラッシュフォードは必要ない。すでに我慢の限界、擁護できない移籍示唆発言【コラム】

シリーズ:コラム text by 内藤秀明 photo by Getty Images

この冬にすみやかに放出して欲しい

 厳密には同じタイミングで「ダービーのメンバーから外れて落胆した。でも、そうなってしまったし、僕たちは試合に勝ったんだ。前を向こう。がっかりはしているが、年を重ねるにつれ、挫折にも対処できるようになってきた。これからどうするのか。座って泣くか、次にチャンスが巡ってきたときに全力を尽くすかだ」とダービーでベンチ外だった悔しさも語っている。

 ただ同時に移籍を示唆するコメントを残していると思うと、「全力を尽くす」という未来への言葉に重みを感じない。そもそも、「挫折にも対処できるようになってきた」という認識も誤っているように感じる。対処出来るならもっとコンスタントに活躍して欲しいものだ。

 いずれにしても、ファンとして、自分なりにラッシュフォードのことを応援してきた気持ちが、完全に切れてしまった。もう擁護できない。

 ただ感動の時間をもらった感謝もある。だから否定的なコメントでは終わりたくない。ラッシュフォードも「去るときは、何のわだかまりもありません。マンチェスター・ユナイテッドについて、否定的なコメントをしない。それが私という人間だ」と明かしている。

 だからこそ契約年数2028年6月まで残っていることはわかっているが、クラブは何が何でもこの冬にすみやかに放出して欲しい。わだかまりを作りたくない。これ以上、筆者を、否定的なコラムを書く人間にしないで欲しいものだ。

(文:内藤秀明)

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【了】
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