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コラム 1日前

はっきり言おう。もはやマンUにラッシュフォードは必要ない。すでに我慢の限界、擁護できない移籍示唆発言【コラム】

シリーズ:コラム text by 内藤秀明 photo by Getty Images

成長のしなさには我慢の限界だ

 ラッシュフォードの前時代的なプレースタイルを踏まえて「ラッシュフォードを放出した方がいいでしょ」と何度も友人に正論を言われても、「いやでもユナイテッドは、アカデミーを大切にするクラブだから。1937年からアカデミーの選手を連続で起用し続けている歴史があってね」と歯を食いしばりながら、改心を信じてきた。

 ただここ数年、年齢を重ねても、プレースタイルが本当に何も変わらなかった。絶望的なほどに。むしろ悪化しているようにも思える。

 英紙『テレグラフ』によると、プライベートの事情でサッカーに集中できていないという話もある。その具体的な内容は明かされておらず、もしかしたら本当にサッカーどころの騒ぎではないのかもしれない。プレッシャーの大きさも想像出来るものではない。

 とはいえそのプレーの低調さ、成長のしなさには我慢の限界だ。サッカーIQの低さは一朝一夕で変えられるものではないだろう。せめて最低限のハードワークだけでも覚えてくれれば、印象もかなり変わるにも関わらず、攻撃でも守備でもとにかく走らない。

 そんな姿を見ていると「なぜ、まだ見ぬ子供達を助けることが出来るのに、目の前のチームメイトたちを助けることが出来ないのか。たった今、君がボールを失ったせいでチームにピンチが訪れているのに」といつもイライラさせられた。

 こうなってくるとこれまでの感動まで薄れてくる。

「対強豪で点が多いのも、単純に守備をせずに前残りしているからでしょ。チーム事情的にも押し込まれることが多く、カウンターでの攻撃がラッシュフォードに合ってるだけだしね」と数々の貢献にも嫌味を言いたくなる。

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