39位:FC岐阜
【写真:Getty Images】
本拠地:岐阜メモリアルセンター長良川競技場
収容可能人数:16,310人
平均入場者数:4,684人
2024シーズンのJリーグ観客数ランキングで39位に入ったのは、明治安田J3リーグを8位で終えたFC岐阜だ。
今季序盤戦の岐阜は、2020シーズンから続くJ3生活に別れを告げられそうな予感を漂わせていた。3月10日の第3節・カマタマーレ讃岐戦から4月10日の第9節・カターレ富山戦にかけて7試合負けなし(4勝3分)と快進撃を見せ、一時は2位に浮上。本拠地『岐阜メモリアルセンター長良川競技場』を訪れたファンも、クラブの好調ぶりに胸を高鳴らせたことだろう。
だが、4月以降になると、岐阜は急ブレーキがかかったように勝利から遠ざかっていく。J3降格後ワーストとなる9試合連続未勝利(4分5敗)を記録してしまい、6月27日には上野優作監督が辞任。その後も不調は続き、一時は日本フットボールリーグ(JFL )降格が視野に入る15位まで順位を下げた。
ただ、シーズン終盤戦になると岐阜は突如として“復活”。10月11日の第32節・AC長野パルセイロ戦(〇 2-1)から7試合負けなし(5勝2分)とハイペースで勝ち点を取り戻し、8位フィニッシュに繋げた。
ホーム最終戦となった11月16日の第37節・大宮アルディージャ戦(△ 2-2)では、今季最多となる8284人の観客が長良川を訪れた。ジェットコースターのようなシーズンを過ごした岐阜のファンは、来季のJ2昇格達成を願いながら試合を楽しんだのかもしれない。