22位:大分トリニータ
【写真:Getty Images】
本拠地:レゾナックドーム大分
収容可能人数:31,997人
平均入場者数:10,360人
大分トリニータの平均入場者数は10,360人となった。J2の中では上位の数字だが、本拠地であるレゾナックドーム大分の収容可能人数が31,997人であることを鑑みると、この数字は物足りないものであるといえるだろう。
リーグ戦でも、1万人以上を記録した試合は19試合中7試合。16位に沈んだリーグ順位と同じように、観客動員数の伸びも芳しくないシーズンとなった。
最も観客を集めた試合は第26節のロアッソ熊本戦だ。この試合は大分のクラブ創設30周年を記念し、『進撃の巨人』とのコラボイベントが行われた。このイベントが功を奏し、28,359人がスタジアムへと来場している。この試合が平均を大きく押し上げ、1万人越えを達成するに至った。
過去のシーズンを振り返ってみると、J1に所属していた2019年シーズンには15,347人の平均観客動員を記録。2005年には22,080人という数字も叩き出しており、来季以降は今の水準をより高めることは不可能ではないはずだ。