27位:ファジアーノ岡山
【写真:Getty Images】
本拠地:シティライトスタジアム
収容可能人数:15,479人
平均入場者数:9,188人
J1昇格プレーオフを勝ち進み、クラブ創設史上初の舞台へ駆け上ったファジアーノ岡山は、9,188人の平均入場者数を記録した。これは、クラブにとってコロナ禍以降最多の数字となっている。
平均入場者数は8,495人だった昨季から急増した。今季観客数が最小だった試合は5,480人で、こちらも4,254人だった昨シーズンを大きく上回っている。第5節の水戸ホーリーホック戦に至っては、春休みの影響もあり平日開催ながら7,524人の観客を動員した。
さらに、岡山のチーム状況も動員増加に拍車をかけた。同チームはシーズン開幕から常に上位6位以内に位置付け、とりわけホームゲームでは、19戦11勝4分4敗と絶好調だった。
その影響なのか、シーズン後半戦では3度も11,000人以上の観客を動員した。なお、最多動員数は第23節のベガルタ仙台戦で記録した15,269人である。
岡山の本拠地「シティライトスタジアム」は、15,479人を上限としている。今季15,000人以上を記録したゲームは先述の仙台戦のみだったが、来季はこの数字を上回る試合が何度も見られるかもしれない。J1クラブのサポーターにとっても、初昇格となる岡山のスタジアムはとても新鮮に感じるだろう。