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Jリーグ、「特別大会」の開催を発表! 秋春制への移行で2026年前半に実施。J1大会の優勝チームにACLエリートの出場権

text by 編集部 photo by Getty Images

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明治安田Jリーグ
【写真:Getty Images】

Jリーグが特別大会の実施を発表

 Jリーグは17日、同日の理事会において、2026/27シーズンから秋春制へ移行することに伴い、2026年前半に「特別大会」を開催することを決定した。J1リーグ、J2・J3リーグの特別大会と2つに分け、J1の特別大会の優勝チームにはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)エリート2026/27の出場権を獲得する。

 

 J1の20チームが参加する「J1リーグ特別大会」とJ2とJ3の全40チームが参加する「J2・J3リーグ特別大会」の2つに分かれて行われる。両大会とも「地域リーグラウンド」と「プレーオフラウンド」を行い、最終順位を決定する。

 J1の地域リーグラウンドでは、地域ごとに各10チームの2グループに分かれ、各グループでホーム&アウェイ方式の2回戦総当たりでリーグ戦を行う。90分間で決着がつかない場合は、PK戦を行い、PK戦で勝利した際の勝ち点は2、PK戦で敗戦した際の勝ち点は1となっている(90分での勝利は勝ち点3、敗戦は0)。

 プレーオフラウンドは、地域リーグラウンドの各グループ同順位チーム同士がホーム&アウェイ方式の2試合を行なって最終順位を決定する。第1戦で90分間で勝敗がつかない場合は、引き分けとし、第2戦終了時点で勝敗がついていない場合は30分間の延長戦。それでも決着がつかない場合は、PK戦を行う。なお、特別大会による降格はない。優勝チームには1.5億円、2位は6000万円、3位は3000万円が賞金として贈られる。

 また、優勝クラブにはACLエリートへの出場権が与えられることとなった。なお、2026/27シーズンのACLの1枠目は2025明治安田J1の優勝チーム、2枠目はJ1リーグ特別大会優勝チーム、3枠目は2025明治安田J1リーグ準優勝チームが入る。

 J2・J3リーグの地域リーグラウンドは地域ごとに各10チームの4グループに分け、ホーム&アウェイ方式の2回戦総当たりのリーグ戦を行う。地域リーグラウンドの試合方式はJ1リーグの特別大会と同様だ。プレーオフラウンドは、各グループの同順位チーム同士の4チームで1試合制のノックアウト方式で行い、2回戦は勝利チーム同士、敗戦チーム同士で試合を行い、各トーナメント内での順位を決めて、最終順位を決定するという。なお、プレーオフラウンドは90分間で勝敗がつかない場合は、30分間の延長戦を行い、それでも決着がつかない場合はPK戦を行う。なお、特別大会による昇格・降格はなし。JFLとの昇降格も行わない。また、優勝チームには1500万円、2位は750万円、3位は250万円が賞金として贈られる。
 
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【了】

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