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残念…。2024年、サッカー日本代表で輝けなかった選手6人。期待されながらも目立たなかった男たち

シリーズ:日本代表で輝けなかった6人 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:板倉滉(ボルシア・メンヒェングラートバッハ/ドイツ)

日本代表DF板倉滉
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年1月27日
2024年代表成績:13試合1得点0アシスト

 2024年の日本代表は冨安健洋を筆頭に伊藤洋輝、谷口彰悟とディフェンダー陣に怪我人が相次いだ。その中で安定して試合に出場し続けたのが板倉滉である。彼がいなければサムライブルーの守備は崩壊していたかもしれない。

 しかし、常にパフォーマンスが安定していたわけではない。特に苦しかったのが1月から行われたAFCアジアカップ2023でのパフォーマンスだ。

 イラク代表とのグループリーグ第2戦でアイメン・フセインにフィジカル面で苦戦をすると、イラン代表との準々決勝ではさらに低調なパフォーマンスに終始。誰が見てもコンディションが最悪な中、最後は痛恨のPKを献上して敗退の一因となってしまった。

 このアジアカップに関しては、怪我明けという苦しい中での強行出場であり、加えて首脳陣の起用法にも疑問符がつくため、一概に彼だけを攻められない。ただ、言い訳が難しいのが11月の2試合におけるパフォーマンスだ。目測を誤って入れ替わられるシーンをはじめ、凡ミスが続くなど安定感がなかった。

 この2試合で共通しているのが谷口の不在である。冨安や谷口ら最終ラインでリーダーシップを発揮できるタイプの選手がいない中でのパフォーマンスには課題を残している。彼らがいない中でも安定感を発揮できるようにするのが、次のステップになるだろう。

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