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残念…。2024年、サッカー日本代表で輝けなかった選手6人。期待されながらも目立たなかった男たち

シリーズ:日本代表で輝けなかった6人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:浅野拓磨(マジョルカ/スペイン)

日本代表FW浅野拓磨
【写真:Getty Images】

生年月日:1994年11月10日
2024年代表成績:5試合0得点0アシスト

 浅野拓磨はサンフレッチェ広島時代に森保一監督のもとでプレーしていることもあってか、指揮官からの信頼度が高い。2022年は8試合、2023年は7試合とそれなりの頻度でピッチに立っていた。ところが2024年からは明らかに出場機会を減らしている。

 その理由はライバルの台頭と自らのアピール不足、そして怪我の影響が大きい。直近の2年間でゴールを決めたのは、ワールドカップのドイツ代表戦と昨年9月のアウェイ・ドイツ代表戦の2試合しかなく、チームメイトとの連係で苦しむシーンもあった。

 10月以降の欠場は怪我によるものだが、結果を残せていなかったことから、仮に万全の状態でも出場機会を減らしていた可能性がある。

 ライバルの台頭も著しく、特に最前線ではNECナイメヘンに所属する小川航基が絶好調。ボールを保持しながら相手を敵陣に追い込む展開が増える中で、彼のスピードを活かす場面は限定的になりそうだ。

 所属するマジョルカでは重要な選手の1人としてプレーしているが、先述した通り、怪我の影響もあって第17節終了時点では得点関与がない。11月に30歳となったばかりのスピードスターは、再びサムライブルーで序列を上げることができるだろうか。

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