16位:ジュビロ磐田
本拠地:ヤマハスタジアム
収容可能人数:1万5165人
平均入場者数:1万3817人
2024シーズンのJ1リーグを18位で終えてJ2降格が決まったジュビロ磐田は、1試合平均観客数が1万3817人だった。
シーズンを通して下位で苦しんだ磐田が最も多くの観客を集めたのは、8月11日の鹿島アントラーズ戦だった。この試合は5万889人収容のエコパスタジアムで開催され、3万2995人の観客が詰めかけた。特別イベントも行われたため、他の試合を大きく上回る動員数となった。
また、8月15日の浦和レッズ戦もエコパスタジアムで開催され、2万861人が来場した。
そのほかのホームゲームは、1万5165人収容のヤマハスタジアムで開催された。本拠地で最多動員を記録したのは、開幕戦のヴィッセル神戸戦で1万4778人が入場。J1復帰初戦ということもあり、ファンの期待感が高まったが、残念ながらその後はこの観客数を超える試合はなかった。
ただ、ヤマハスタジアムの収容可能人数を考慮すると、大幅な増加は不可能で、連日ほぼ満員というのは十分な成果と言えるだろう。
磐田の観客動員を評価する上では、J1とJ2を行き来している状況も考慮する必要がある。2022シーズンもJ1で戦ったが、新型コロナウイルスの影響で観客数が制限されていたため、比較対象としては不適切だろう。
そのため、2019シーズンの1試合平均1万5277人が参考値となりそうだが、この年はエコパスタジアム開催が3試合あり、特に清水エスパルスとの静岡ダービーでは3万1144人の観客を動員している。そのため、2019年と2024年の観客動員を単純に比較するのは難しい。
2025シーズンは再びJ2で戦うことになる磐田。カテゴリーを下げても同等の観客数は維持したいところだ。