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「コーチの顔を突き飛ばした」「事態は悪化」イプスウィッチに敗北したウルブス、試合後に乱闘騒ぎが勃発「何が起きている?」

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イングランド・プレミアリーグ 最新ニュース

ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC対イプスウィッチ・タウン
【写真:Getty Images】

まさかの乱闘騒ぎに発展

 プレミアリーグ第16節、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC(ウルブス)対イプスウィッチ・タウンとの試合が現地時間14日に行われた。試合は2-1でイプスウィッチが勝利している。この試合では試合終了後に乱闘騒ぎが勃発しており、その模様について英メディア『talkSPORT』など複数メディアが報じていた。

 

 今季2勝3分10敗勝点9で19位と降格圏に沈んでしまっているウルブス。同じく降格圏に沈んでいるイプスウィッチは残留争いの直接的なライバルになりうる存在であり、絶対に負けられない試合だった。

 しかし、後半アディショナルタイムに逆転弾を許してしまい、ウルブスが1-2で痛恨の敗北を喫している。事件が起きたのは、試合終了のホイッスルが吹かれてからだ。

 試合終了の笛が告げられた後、ウルブスのライアン・アイト=ヌーリはイプスウィッチのウェス・バーンズと押し合いになり乱闘に発展。審判から2枚目のイエローカードを提示され退場処分を受ける事態となった。チームメイトに制止されていたヌーリだが怒りは収まらず、チームメイトのDFクレイグ・ドーソンに引きずられてピッチを後にしたようだ。

 同メディアは、「ドーソンはアイト=ヌーリをピッチから連れ出し、激怒したチームメイトを地面から持ち上げて乱闘から排除しようと全力を尽くした」と、試合後の様子について言及。

 また『OptusSport』は、「ウルブスに何が起きている?」と題して、「ウルブズにとって事態はさらに悪化した。両チームの選手が揉み合う騒動の中で、ウルブスのスターストライカーFWマテウス・クーニャがイプスウィッチのコーチ陣の顔を突き飛ばす様子がカメラに捉えられている」と、ヌーリだけではなくクーニャも暴力的な行為に及んでいたことで、長期の出場停止処分を受ける可能性があると指摘していた。

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