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【写真：Getty Images】

X・シモンズ争奪戦とクロップ元監督の物語…

　RBライプツィヒは、パリ・サンジェルマンからレンタル移籍中のMFシャビ・シモンズの完全移籍での獲得を計画している。彼を巡る争奪戦においては、レッドブルグループのグローバルフットボール部門の責任者に就任したユルゲン・クロップ氏が大きな役割を担う可能性があるようだ。イギリスメディア『CaughtOffside』が現地時間13日に報じた。

　昨季ライプツィヒに期限付き移籍をして以降、チームの攻撃を牽引してきた21歳のX・シモンズには、多くのクラブが注目している。『CaughtOffside』のクリスティアン・フォーク記者は、「ライプツィヒもX・シモンズを長くクラブにとどめることを望んでいるが、同じクラブへのレンタル移籍は2度までしか認められていないため、来夏には彼を完全移籍で獲得しなければならない」と、現在プレーするライプツィヒの立ち位置を伝えている。

　さらに、「PSGは8000万ユーロ（約128億円）を要求しており、これはライプツィヒにとって高額すぎる。私は、ライプツィヒがその代替案として5000万ユーロ（約80億円）を支払って、将来他のクラブに売却した際に追加で3000万ユーロ（約48億円）をPSGに支払うことを考えていると聞いた」と、クラブのX・シモンズ獲得計画を明かしている。

　そして、「クロップ氏は来年の1月1日にレッドブルグループでの新しい職務を開始するが、上層部は、彼がX・シモンズを説得して残留させることができる人物だと期待している。このミッションが、新たな役職に就いたクロップ氏にとっての最初の挑戦となるだろう」と、元リバプール監督であるクロップ氏の期待される役割を報じている。古巣リバプールも狙うX・シモンズだが、クロップ氏がイングランド方面への移籍を阻止することになるのかもしれない。