15位:FC町田ゼルビア対FC東京(国立競技場)
【写真:Getty Images】
観客数:45,288人
開催日:11月9日(第36節)
J1リーグ第36節、FC町田ゼルビア対FC東京の一戦は、9月14日を最後に約2か月間勝利がなかったホームチームにとって絶対に負けられない試合だった。
開幕から旋風を巻き起こした町田だったが、シーズン終盤に勢いがストップ。FC東京に敗れれば優勝の可能性が完全に消滅する重要な一戦に、45,288人のサポーターが国立競技場に集結した。
“東京ダービー”となったこの試合で主導権を握ったのはホームチームだった。いつも通りロングボールを主体に敵陣へと攻め込むと、15分に今夏加入の白崎凌兵が移籍後初ゴールを記録。後半にはオ・セフンと相馬勇紀にも得点が生まれ、GKの谷晃生を中心とした守備陣が奮闘をみせて3-0の勝利を収めた。
約2ヶ月ぶりの勝利を手にした町田は、結果的にJ1優勝を達成することはできなかったが、最終節まで消化試合を作ることなく1シーズンを戦い抜いた。
一方のFC東京は味の素スタジアムで行われた第9節に続いて町田に敗戦。東京ダービーで屈辱のシーズンダブルを食らった。