18位:浦和レッズ対サンフレッチェ広島(埼玉スタジアム2002)
【写真:Getty Images】
観客数:42,076人
開催日:11月10日(第36節)
J1リーグ第36節、浦和レッズ対サンフレッチェ広島は、対照的なシーズンを送っている同士の一戦となった。
ホームチームは勝てば残留が確定、アウェイチームは第35節終了後に首位の座をヴィッセル神戸に明け渡した中での対戦だったこともあり、それぞれのチームを後押ししようと埼玉スタジアム2002には42,076人のサポーターが来場している。
試合は悲願のJ1制覇に向けて負けられない広島が猛攻を仕掛けるも、浦和はGKの西川周作を中心に守備陣が粘りをみせて得点を許さず。すると、前半終了間際に松尾佑介がカウンターからネットを揺らすと、後半にブライアン・リンセンと原口元気が決定機を決めきって、ホームチームが3-0の快勝を収めた。
敗れた広島は試合を通して29本のシュートを放ったが、かつての守護神である西川を相手にゴールを決めることができずに完封負け。第34節湘南ベルマーレ戦から痛恨の3連敗で、優勝争いから後れを取ることとなった。