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【写真:Getty Images】
チームを救う同点弾
UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)・リーグフェーズ第6節、レンジャーズ対トッテナムの試合が現地時間12日に行われた。試合は1-1のドローに終わっている。この試合では、トッテナムMFデヤン・クルゼフスキが、試合終盤にチームを救う同点弾を奪う活躍を見せていた。
前節では、ローマと激闘の末2-2の引き分けに終わっていたトッテナム。しかし、プレミアリーグではボーンマス、チェルシーに敗北しており、4戦勝ちなしという苦しい状況でレンジャーズとの試合を迎えていた。
前半は拮抗した展開が続き、両チームともに惜しいシーンは何度か作りつつも後半に突入する。すると47分、レンジャースFWハムザ・イガマネに先制ゴールを許してしまい、トッテナムは後半立ち上がりから追いかける苦しい状況に陥ってしまった。
そんな中で迎えた75分、後半から投入されたクルゼフスキがスコアを動かす。自陣エリアからうまく右サイドへ展開したトッテナムは、クルゼフスキ、ペドロ・ポロ、ドミニク・ソランケと細かく繋ぎ、ボックス内へのジェームズ・マディソンへとパスが送られる。
マディソンは相手DFに厳しいタックルを受けて倒れ込んでしまったものの、こぼれ球に反応したクルゼフスキが左足を一閃。貴重な同点ゴールを奪うことに成功した。ゴール前にしっかり詰めていたクルゼフスキによる、チームを救う値千金の同点弾だった。
その後両チームにチャンスが生まれるものの、ゴールは奪えず試合終了。1-1の引き分けに終わっている。トッテナムはこの引き分けで、リーグフェーズの順位を9位としている。