8位:アルビレックス新潟
本拠地:デンカビッグスワンスタジアム
収容可能人数:4万1684人
平均入場者数:2万2430人
アルビレックス新潟は、2024シーズンのリーグ戦で1試合平均観客数が2万2430人となり、昨シーズンの2万3113人を下回った。
今シーズンの最多観客動員は、第19節の川崎フロンターレ戦で、3万3885人が入場した。この試合では、スペシャルユニフォームのプレゼント企画が行われたこともあり、今シーズン唯一の3万人超えを記録した。
2005年には1試合平均観客数4万114人を記録した新潟だが、当時の熱狂を再現するのは難しい現状だ。それでも、J1下位クラブの中では安定して多くの観客を集めていると言える。
昨シーズンから観客数は減少しているが、6年ぶりのJ1復帰という特殊な状況で、ファンの応援にも熱が入ったはず。そこからの減少を683人にとどめたというのは悲観すべきことでないかもしれない。
ホーム最終戦の第37節・ガンバ大阪戦では2万7628人の観客が訪れ、残留争い中のチームを後押しした。J1下位クラブの中では圧倒的な集客数を誇っている。
だからこそ、改善が求められるのはホームでの成績だろう。4勝6分け9敗で勝ち点18という戦績は、J1全クラブ中ワーストだ。アウェイゲームに限定すれば獲得勝ち点は11位であり、ファンの後押しが結果につながっていないことは大きな課題と言える。