1位:浦和レッズ
本拠地:埼玉スタジアム2002
収容可能人数:6万2010人
平均入場者数:3万7519人
やはりというべきか、2024シーズンのJ1リーグで1試合平均観客数が最も多かったのは浦和レッズだった。今シーズンの平均観客数は3万7519人を記録し、前シーズンの3万509人から大幅な増加を果たした。
優勝候補筆頭と目されながらも、浦和は13位でシーズンを終えた。ピッチ上の結果は振るわなかったが、それでもファンの熱意は衰えなかった。
ホーム開幕戦の東京ヴェルディ戦では5万863人が埼玉スタジアム2002(埼スタ)を訪れ、最終節のアルビレックス新潟戦では5万5184人を動員した。そのほか、4万人超の観客を動員した試合が7試合もあり、他クラブがうらやむ圧倒的な集客力を見せつけた。
シーズン最低の観客数は第22節の湘南ベルマーレ戦で、1万6787人を記録した。ただし、この試合は埼玉スタジアムではなく、2万1500人収容の「聖地」浦和駒場スタジアムでの開催だったため、予想されたことと言える。埼スタでの開催試合はすべて2万人を超える観客数を記録した。
J屈指の人気クラブである浦和は、2006年から4年連続で1試合平均観客数が4万人を超えていた過去がある。クラブとしては、再びこの水準に迫ることを目標とするだろう。
そのためには、サポーターの信頼をつなぎ止めるためにも、成績の改善が欠かせない。タイトル争いに加わり、かつての黄金期を取り戻すことが、さらなる観客数の増加にもつながるはずだ。
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