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明治安田J1リーグは12月8日にリーグ戦最終節を迎える。今シーズンも新天地で華々しい活躍を見せた選手がいる一方で、思ったような成績を残せずサポーターの期待に応えられなかった選手もいる。今回は移籍初年度の今季、精彩を欠いた選手をピックアップして紹介する。(成績は「transfermarkt」参照)
MF:オラ・ソルバッケン(元ノルウェー代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年9月7日
所属クラブ(当時):浦和レッズ
2024年リーグ戦成績:5試合0ゴール1アシスト
今季のJリーグで期待感からの落差が一番大きかったのはオラ・ソルバッケンだろう。
ソルバッケンはノルウェー代表として、アーリング・ハーランドらとプレーしてきた実力者だ。2023年からはイタリアの名門ローマでプレーしており、このまま順調にステップアップしていくかと思われたが、チームの起用法に合わず、同年9月にはオリンピアコスに期限付き移籍をしていた。
そんな同選手に対して、今年1月に浦和レッズが獲得に乗り出す。6月末までの期限付き移籍ではあったものの、欧州の有力選手が加入するとあって、ファンの胸は高鳴った。
しかし、加入後に負った膝の怪我が響き、浦和でのデビューは加入してから約4ヶ月後の5月22日にまでずれ込んだ。戦線復帰後は欧州仕込みの高水準なプレーを見せていたものの、6月30日のジュビロ磐田戦を最後に契約満了となり、日本を去ることとなった。
実働期間はわずか1ヶ月強、公式戦わずか6試合の出場と期待に応える活躍を見せたとは言い難く、失敗補強となってしまった。
現在はセリエAのエンポリでプレーしているソルバッケン。ここまでリーグ戦12試合に出場している。
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