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【写真:Getty Images】
遠藤は秘密兵器?
プレミアリーグ第14節、ニューカッスル・ユナイテッド対リバプールの試合は3-3のドローという結果だった。リバプールに所属するMF遠藤航は、この試合ベンチスタートであり出番がなかった。英メディア『The Sun』は、この試合で出番のなかった遠藤について注目している。
試合終了目前までリバプールがリードしていた試合だったが、90分に痛恨の同点弾をニューカッスルに許してしまった。そのため試合は3-3でタイムアップとなり、リバプールの公式戦連勝が「7」でストップしている。
同メディアは、「リバプールはプレミアリーグ首位であり、タイトル獲得のための秘密兵器を持っている」と述べた上で、「アルネ・スロット監督は、試合を締めくくる理想的なプレーヤーとして名声を得ている選手を抱えている。しかし、指揮官はニューカッスル戦で遠藤航を終盤に起用しなかった」と、遠藤を起用しなかったことで、引き分けに持ち込まれたことを指摘。
そして、「デイヴィッド・フェアクラフやディヴォック・オリジのようなスーパーサブは、アンフィールドの伝説に名を残している。しかし、控え選手の遠藤は、今シーズンのトップリーグでの出場時間がわずか20分であるにもかかわらず、ゴールを決めるよりも阻止することに貢献することで、その名を馳せた」と、これまでクラブで活躍していた伝説的なスーパーサブと同じように、遠藤も控えから大きな影響を及ぼしていると言及している。
また、「遠藤の母国である日本で最も人気のあるスポーツは野球だ」と言葉を続け、「試合の最後に得点を阻止するためにブルペンから投入されるクローザー投手のように、遠藤は試合を終わらせ、リバプールを勝利に導く代役として効果的であることが証明された」と、野球の抑えピッチャーに例えて、遠藤の影響力を強調していた。