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コラム 1か月前

リバプール、遠藤航に迫る決断のとき。移籍か残留か…。はたまた第3の選択肢も!? 「試す価値は十分にある」【コラム】

シリーズ:コラム text by 内藤秀明 photo by Getty Images

退団か残留か…。どちらにしてもメリット・デメリットがある

 このような現状に対して、筆者としては正直、「退団するべきか否か」の正解は持ち合わせていない。

 残留すればプレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝への挑戦というかけがえのない時間を経験することが出来るだろう。また、スロットという名将と過ごす時間は、彼の引退後のキャリアへの好影響もあるだろう。

 一方で、彼が選手としてプレータイムを望む、あるいは、日本代表のキャプテンとして2026年のFIFAワールドカップ(W杯)を見据えて万全の状態で臨みたい場合、冬のうちに移籍して、2025/26シーズンの基盤を模索する選択肢もあるはずだ。どちらもメリットとデメリットがある選択だ。

 仮に退団する場合、英メディア『CaughtOffside』によると、ACミラン、フラム、ウルヴァーハンプトン、イプスウィッチ・タウンなどのクラブが手を挙げているという。リスクの少ない国内移籍をするのであれば、半年ローンならイプスウィッチ、完全移籍ならフラムをおすすめする。

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