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コラム 1週間前

リバプール、遠藤航に迫る決断のとき。移籍か残留か…。はたまた第3の選択肢も!? 「試す価値は十分にある」【コラム】

シリーズ:コラム text by 内藤秀明 photo by Getty Images

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アルネ・スロット体制1年目にして好調な滑り出しを見せているリバプールは、現在プレミアリーグで首位を快走している。そんな勢いのあるマージーサイドのクラブにおいて、一人の日本人選手が苦境に立たされている。遠藤航はなぜ序列が低下したのか。そして、まもなく訪れる冬の移籍市場で彼はどのような選択を取るのか。(文:内藤秀明)

絶好調のリバプールが早くも独走状態!?

遠藤航
【写真:Getty Images】

 ライバルクラブの不調とは対照的にリバプールは絶好調だ。近隣のマンチェスター勢は混乱の最中におり、ロンドン勢も優勝争いに生き残っているのは、アーセナルとチェルシーのみ。現時点ではリバプールと2位のチェルシーでは勝ち点差が4に開いており、リバプールが1試合消化が少ないことを考えると(第15節のエヴァートン戦が悪天候で中止)勝ち点差が7になる可能性もある。この状況はマージーサイドの強豪クラブの独走状態と言ってもいいだろう。

 ユルゲン・クロップ退任後1年目から絶好調だなんて、マンチェスター・ユナイテッドファンの筆者としては、羨ましい気持ちで一杯である。しかも今シーズンに優勝すれば、リーグ優勝20回目で、ユナイテッドの優勝回数に並ぶ。この数字はユナイテッドファンである筆者にとっての、感情面での最後の砦なのだ。崩される恐怖心は…。一言では説明できない。

 色々語りたいこともあるが、長くなりそうなので、筆者の感情の話は脇に置いておこう。

 そんな首位クラブだが、問題が全くないわけではない。例えば、昨季まで主力だった日本代表MF遠藤航は未だにチーム戦術にフィットできていない。

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