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買い取るべき! Jリーグ、レンタル移籍で輝いた10人。完全移籍、復帰、注目浴びる去就の行方…

シリーズ:レンタル先で大活躍中のJリーガー text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ラファエル・エリアス

ラファエル・エリアス
【写真:Getty Images】

生年月日:1999年4月12日
保有元クラブ:クルゼイロ(ブラジル)
レンタル先クラブ:京都サンガF.C.(レンタル期間:2024年7月~2024年12月)
2024リーグ戦成績:15試合11得点1アシスト

 ラファエル・エリアスは、U-20ブラジル代表経験があるFWで、夏にクルゼイロから期限付き移籍で京都サンガF.C.に加入した。

 このストライカーは、今シーズンの京都を救った助っ人と言える。加入後リーグ戦8試合で9得点を記録し、8月の明治安田J1リーグKONAMI月間MVPを受賞。第16節まで最下位に低迷していた京都はラファエル・エリアスの活躍もあって、最終的に14位でシーズンを終えた。

 ラファエル・エリアスの左足のシュートはパンチ力があり、ヘディングも強く、圧倒的な決定力を誇る。アグレッシブさも際立ち、1試合平均シュート数はリーグ最多の3.9を記録している。

 また、守備の貢献度がも高いことも、チームやファンの信頼を集める要因となった。

 京都が保有権を持つFWの中では、木村勇大が期限付き移籍先の東京ヴェルディで成長を続けている。ただ、京都は11月28日に曺貴裁監督の契約更新を発表しており、今シーズンのスタイルを続ける方針とみていいだろう。そうなると、木村のような長身FWではなく、ラファエル・エリアスのようなストライカーを前線に置くことをイメージしているのではないだろうか。

 ラファエル・エリアスはハットトリックを達成した第27節セレッソ大阪戦のあと、クラブの公式を通じ「我々フォワードのファーストラインプレス、ミッドフィルダーもそうですが、しっかりその辺のところを要求してくれるからこそ、その形が出たと思います」とコメントしていた。

 前線からの守備の重要性を理解しているFWの存在は、指揮官にとっても大きな助けになるはずだ。

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