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Jリーグ 2か月前

「いま思うと、脳をやられていました」小林悠が悩んだ日々。川崎フロンターレのためとエゴの狭間で出した答え【独占取材】

シリーズ:コラム text by 藤江直人 photo by Getty Images

黄金時代の始まり「あの優勝でチームが変わった」

小林悠
【写真:Getty Images】

「憲剛さんはどこだと探し回って、憲剛さんと抱き合って、2人で『ありがとう』と言ってまた泣いて。そりゃあ憲剛さんも泣きますよ。ずっとフロンターレを引っ張ってきて、何回2位に泣いたのか。憲剛さんと一緒に喜べたのは一生忘れられない最高の思い出だし、加えてあの優勝でチームも変わりました。どうすればタイトルを取れるのか、という基準といったものがわかったというか、最低限これをやっていたとか、これはもう当たり前だといったものができて、そこからフロンターレは多くのタイトルを取ってきたので」

 2018シーズンに連覇を達成し、2019シーズンのYBCルヴァンカップ初優勝をへて2020、2021シーズンと再びリーグ戦を連覇。さらに2020、2023シーズンと天皇杯を制し、黄金時代を迎えた川崎で時間の経過とともに川崎のチーム状況と、小林が置かれた立場も変化を遂げていった。(最終回に続く)

(取材・文:藤江直人)
 
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【了】
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