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【写真:Getty Images】
トッテナムエースに移籍の噂?
プレミアリーグ・トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンが、ラ・リーガのバルセロナに移籍する可能性があるようだ。スペインメディア『ELNACIONAL.CAT』など複数メディアが、トッテナムを長年支えてきたエースが移籍する可能性について報じている。
トッテナムに所属するソン・フンミンは、15年にブンデスリーガのレヴァークーゼンから加入。21-22シーズンには23ゴールを挙げ、プレミア得点王に輝くなど、近年のクラブの躍進の原動力となっていた。しかし、そんな韓国代表のエースとトッテナムの契約は今季で満了する予定であり、契約延長に関しての進展は未だ報じられていない。
そんな中で、同メディアは、バルセロナに対してソン・フンミン側が逆オファーしたと報じていた。そして、「韓国人アタッカーの契約は今季限りで終了するため、移籍金なしで加入する可能性が広がっている。同選手の移籍は、スポーツ面でも商業面でも戦略的なものとなる。アジアにおいて前例のない影響をメディアに与え、来年37歳になるロベルト・レヴァンドフスキの前線にゴールと創造性をもたらすことになるだろう」と、クラブの商業的な側面を考慮しても、魅力的な移籍になることを指摘している。
また、「32歳になった同選手はサッカーシーンで最も完成度の高いアタッカーの一人であり続けている。彼のフィニッシュ能力、1対1の強さ、守備に対する姿勢は指揮官がバルサに求めているスタイルにとって理想的なプロフィールだ。彼の経験は、若手と信頼できるベテランを組み合わせる必要があるチームにさらなる力をもたらす」と、能力面や経験を考慮しても、若い選手の多いクラブにとって魅力的な補強になることを強調していた。
英メディア『TEAMTALK』も、「トッテナムがソンに新しい契約を提示せず、現在の契約で可能な1年間の延長のみを発動させるつもりであることにソンの側近が不満を抱いている」と伝えており、今後契約延長の交渉がうまくいかない状況が続けば、バルセロナに活躍の場を移す可能性も十分あるだろう。