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扇原貴宏が試合を決定づけるゴール

　2024明治安田J1リーグ第38節、ヴィッセル神戸対湘南ベルマーレが8日に行われた。試合はホームの神戸が3-0の勝利を収め、J1連覇と天皇杯との今季国内2冠を達成した。この試合では、神戸MF扇原貴宏が試合を決定づける3ゴール目となるミドルシュートを決めている。

　26分に宮代大聖、43分に武藤嘉紀がゴールを決め、前半でリードを2点広げた神戸は70分に扇原がダメ押し弾。酒井高徳が右サイドからのロングスローでボールを送ると、佐々木大樹がヘディングでフリックする。これを大迫勇也がペナルティエリア内で受けると、そのまま落としのボールを送る。そして、ペナルティアーク手前から扇原が左足のダイレクトシュート。これがゴールに突き刺さった。

　ロケットのようなもの凄い弾道のボールがゴールに決まった。左足で振り抜かれたボールは一直線にゴール方向へ。このスピードでは、GK上福元直人もお手上げ。セーブすることができなかった。扇原にとって今季初ゴールが優勝を決定づける一撃となった。

　神戸はこれで3得点の快勝。ホームで勝ってJ1連覇を達成することとなった。