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ケレハーの来夏退団は既定路線?
リバプールに所属するGKクィービーン・ケレハーは、やはり来夏に退団する可能性が濃厚なようだ。現在チームの躍進を支える重要な役割を担っているものの、その地位が常に安泰なわけではないケレハーの難しさとは何なのか。現地時間7日にイギリスメディア『Football Insider』が伝えた。
現在、リバプールの正守護神GKアリソン・ベッカーは負傷離脱中。そのため今季のリーグ戦14試合中の8試合、そしてチャンピオンズリーグ5試合中の3試合で、第2GKのケレハーが先発出場している。出場時には素晴らしいパフォーマンスでファンの心を掴み、現在のチームに欠かせない選手の一人となっている26歳だが、彼は来夏の移籍市場でクラブを去りたいと考えているのかもしれない。
その理由について同メディアは、「ケレハーは、試合やトレーニングでの自身のパフォーマンスに関わらず、アリソンが負傷から回復すれば、彼がリバプールのNo.1に返り咲くということを理解している。さらに来夏、バレンシアGKギオルギ・ママルダシュビリの加入によって序列をさらに下げることになるが、そもそもケレハーにはこの新戦力と競争するつもりはない。つまり、控え選手であることに嫌気がさした彼は、今季終了後にリバプールを離れ、別の場所でファーストチョイスのGKになることを熱望しているのだ」と、32歳のアリソン及び来夏加入が確定しているママルダシュビリとの序列を争うよりも、自身のスタメンがある程度保証されたクラブに移籍したい考えを指摘した。
さらに元イングランド代表GKのポール・ロビンソン氏は、「ケレハーが何をしようと、アリソンが戻れば、彼がプレーする。それがNo.2のGKの難しい人生なんだ。今季の彼は、確かに並外れて優れている。しかし、ケレハーは自分の役割を理解しているだろう。来季、おそらく彼はNo.1の存在になりたいはずだ。今までの出場機会や年齢のことを考えると、24歳のママルダシュビリと競争したり、再びベンチを温めるようなことを彼は望まない。ケレハーには、他クラブに移籍してNo.1GKになる時が来たんだ。だからリバプールファンの皆さん、彼がリバプールでプレーする残りの時間を、どうぞ楽しんでください」と、ファンに呼びかけている。
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