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【写真:Getty Images】
ヴィッセル連覇なるか?
明治安田J1リーグ最終節、ヴィッセル神戸対湘南ベルマーレの試合が神戸のホームであるノエビアスタジアム神戸で行われる。三つ巴の優勝争いを左右するこの大一番に、両チームはどのようなスタメンで臨むのだろうか。まずは、ホームの神戸のスタメンと気になる優勝条件についてまとめた。
最終節に突入したJ1は、1位神戸、2位サンフレッチェ広島、3位町田ゼルビアの3チームが優勝の可能性を秘めている混戦状態だ。しかし、神戸は勝利すれば文句なしで自力での優勝を決められる。仮に引き分けの場合でも、2位広島が引き分け以下であれば連覇確定。敗北したとしても、広島が敗戦、3位町田が引き分け以下で優勝が確定する有利な状況だ。
前節の柏レイソルとの試合は、開始わずか5分で失点。敗北すれば最終節を前にして首位陥落という絶体絶命の中で、FW武藤嘉紀がチームを救う値千金の同点ゴールを決めてドローに持ち込んでいる。引き分け決着とはいえ、チームに勢いを与えるフィナーレだった。
J1連覇がかかる重要な試合を前にして行われた、3日のAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)グループリーグ第6節浦項スティーラーズ戦では、柏戦を戦ったメンバーから先発全員を変更。完全ターンオーバーを敢行して、湘南との試合に向けてチームの状態を整えていた。
今季12得点の武藤、11得点のFW大迫勇也、10得点のFW宮代大聖を中心に湘南ゴールを脅かしたいところだが、湘南攻撃陣もFWルキアンが11得点、福田翔生が10得点、鈴木章斗も10得点と3人が2桁ゴールを達成している。両チームともに攻撃陣はパンチ力があり、優勝がかかった神戸は先制点を献上して試合のペースを湘南に明け渡すことだけは防ぎたいだろう。
上記を踏まえて、スタメンは以下を予想した。
GKは前川黛也、最終ラインはDF酒井高徳、山川哲史、マテウス・トゥーレル、初瀬亮だ。中盤はMF扇原貴宏、井手口陽介、井出 遥也の3人だろう。3トップは今季全員が2桁ゴールを記録しているFW武藤嘉紀、宮代大聖、大迫勇也が濃厚だ。