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史上最強は誰だ!? 日本人歴代“高額”市場価値ランキング11〜20位。今後トップ10に入りそうな勢いを持つ選手は?

シリーズ:歴代市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

15位:長友佑都(ながとも・ゆうと)

長友佑都
【写真:Getty Images】

生年月日:1986年9月12日
最高市場価値:1400万ユーロ(約22.4億円)
更新日:2014年7月1日(当時27歳)

 セリエAの名門インテルに在籍していた約7年の期間に、長友佑都は1400万ユーロ(約22.4億円)という市場価値を記録している。

 2010年のFIFAワールドカップ(W杯)南アフリカ大会が終わった直後から、長い欧州挑戦が始まった。そして、長友が世界のビッグクラブに自身の存在をアピールするのにはそう時間はかからなかった。FC東京から半年間の期限付き移籍で加入したチェゼーナでリーグ前半戦の17試合に先発フル出場を果たすと、その活躍はイタリア国内に広まり、リーグ後半戦からはインテルの一員としてプレーすることになる。

 そのシーズンのインテルはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を勝ち進んでいたことで、決勝ラウンド1回戦で長友は早速CLデビューを飾ると、次のラウンドではドイツのシャルケ04と激突。当時のシャルケには内田篤人が所属しており、CLベスト8での日本人対決、しかもサイドでマッチアップをするということで、日本中が大いに沸いた。

 こうして海外移籍1年目からスターダムに駆け上がった長友の市場価値は、280万ユーロ(約4.4億円)から850万ユーロ(約13.6億円)まで上昇した。2013/14シーズンにはキャリアハイの5得点7アシストを記録した結果、市場価値は1400万ユーロ(約22.4億円)に到達している。そのシーズンではキャプテンを任される試合もあった長友。日本人選手がビッグクラブで特別な存在として認められた一つの瞬間である。

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