11位:板倉滉(いたくら・こう)
生年月日:1997年1月27日
最高市場価値:1500万ユーロ(約24億円)
更新日:2023年10月18日(当時26歳)
11位にランクインしたのは、ドイツの古豪ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)で3シーズン目を過ごす板倉滉だ。
板倉の市場価値が上昇したきっかけは、21/22シーズンにシャルケ04をドイツ2部リーグ優勝に導いたことが大きい。リーグ戦では31試合に出場し、ディフェンダーながら4得点を決める活躍で上昇気流に乗った。
翌シーズン加入したボルシアMGでは、ブンデスリーガでも遜色ないプレーができることを証明した。その結果、加入1年目で市場価値は500万ユーロ(約8億円)から1200万ユーロ(約19.2億円)へ大幅な上がりを見せている。
2年目となった昨季も、シーズン序盤は変わらず安定感のあるプレーを披露すると、前半戦を終えた時点で市場価値は1500万ユーロ(約24億円)まで上昇した。しかし、その後は足首の怪我により約2ヶ月の離脱を強いられると、怪我明けで臨んだアジアカップでは準々決勝のイラン代表戦で終了間際にPKを献上してしまうなど、精彩を欠く状況が続いていた。
それでも、試合で見せる粘り強い守備のように板倉は這い上がってきた。今季はここまでのリーグ戦12試合で全試合先発フル出場を果たすなど、チームのディフェンス陣を牽引する存在となっている。その存在感は下落傾向にあった市場価値にも影響し、今年の10月には再び1500万ユーロ(約24億円)まで価値を戻している。
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