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コラム 2週間前

“RB”トリノは本当に誕生するのか。レッドブルがついにイタリア進出!? 現会長、ウルトラスの反応いかに【コラム】

シリーズ:コラム text by 佐藤徳和 photo by Getty Images

当初は買収目的の話ではなかったが…

 トリノのウルバーノ・カイロ会長とレッドブルとの交渉が報じられたのは、10月28日。トリノ市に本社を構える日刊紙『ラ・スタンパ』のスクープによるもので、カイロがレッドブルの上級代表者と3回の交渉の席についたと報じられた。すでに双方の関係は夏から噂され、9月12日には、24/25シーズンにおいてレッドブルがトリノの公式エナジードリンクになることが発表されていた。

 セリエAのクラブとは初めてのコラボレーションで、本拠地スタディオ・オリンピコ・グランデ・トリノでの試合では、レッドブルによるイベントが催されている。

 10月28日の交渉は当初、2025年以降にメインスポンサーとしての提携拡大の可能性について話し合うために用意された。しかし、レッドブル側がクラブの買収についても関心を示し、会談の主題が次第に変化していったものと見られる。

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