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【写真:Getty Images】
バルサの狙うターゲット
ラ・リーガのバルセロナは、FWロベルト・レヴァンドフスキの後釜として、ボルシア・ドルトムントに所属するFWドニエル・マレン獲得に関心を示しているようだ。スペインメディア『fichajes.net』は現地時間5日に、クラブがなぜ同選手獲得を検討しているのかについて報じていた。
バルセロナに所属するレヴァンドフスキは、今季リーグ戦15試合に出場して15ゴールにアシストを記録。UEFAチャンピオンズリーグでも5試合に出場して7ゴールを奪うなど、開幕から好調を維持し続けている。
しかし、来年37歳になること、またチームの層の薄さから今季はすでに公式戦20試合に出場して約1662分プレーしている。年齢を考慮しても後釜確保に動かなければならないのはもちろんのことだが、同選手に休養を与えるためにも新たな選手獲得が求められている状況だ。
そんな中で、クラブが注目していると報じられていたのがドルトムントに所属するマレンだ。同選手は今季11試合に出場して2ゴールを記録。同メディアは、「レヴァンドフスキの代役となる低コストの選択肢。すでに攻撃面での将来の計画を練っているクラブは、現在及び長期的な代役としてマレンに注目している」と述べた上で、獲得に関心を示している理由と移籍が実現する可能性について次のように報じていた。
「ドルトムントとの契約が26年まで残っているマレンは、その得点能力と攻撃の多才さによりバルサが関心を示している。ドイツのクラブは2000万ユーロ(約32億円)に近い金額であれば彼の移籍交渉に応じる意向であり、それが実現を容易にする可能性がある。このオランダ人ストライカーにはアトレティコ・マドリードへの移籍も噂されているが、ハンシ・フリックのプレースタイルもあり、バルセロナがより魅力的な移籍先となりそうだ」
また、「(怪我人などで)緊急事態に直面しない限りこの契約は冬には実現しないかもしれない。しかし、夏はマレンの将来を決定づける重要な時期になる可能性がある。25歳の彼の成熟度とヨーロッパでの経験は、今後数年間バルサの攻撃を率いる理想的な候補者としている」と、来夏に移籍が実現する可能性は十分あることを指摘している。