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【写真：Getty Images】

リバプールの移籍市場展望

　プレミアリーグ・リバプールは、今季14試合を消化した段階で、勝点35と2位チェルシーに対して7ポイント差をつけて首位を走っている。リバプール専門メディア『ANFIELDINDEX』は現地時間5日に、絶好調のチームが今冬の移籍市場でどのように立ち回るのか、予想される展望について分析していた。

　アルネ・スロット監督率いるリバプールは、今季開幕から好調を維持し続けており、プレミアリーグではチェルシーに対して7ポイント差をつけてトップ。UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）グループフェーズでも、5戦5勝無敗で首位という状況だ。欧州CLの決勝トーナメント、そしてリーグ優勝が期待される後半戦に向けて非常に良いチーム状態と言えるだろう。

　同メディアは、「1月の移籍期間が近づくにつれて、リバプールの動きに関する憶測が高まっている。シーズン中盤の移籍期間について、クラブの慎重ながら機敏なアプローチについて明らかにする」と、今冬の移籍市場における展望について分析していた。

「チームを強化できる選手がいればその選手を獲得するだろう。しかし、慌てて選手を獲得する必要はない。これまでの移籍市場では毎回同じアプローチを取ってきた。リバプールにとって中盤は依然として懸念材料であり、ライアン・グラフェンベルフのような選手は明らかに疲労の兆候を見せている。重要な問題は適切な選手が獲得できるかどうかだ」

　そして、夏に獲得の噂のあったレアル・ソシエダに所属するMFマルティン・スビメンディに未だ強い関心を示していると指摘していた。

　またMF遠藤航についても言及しており、「リバプールが遠藤航のような選手を、代わりの選手を確保せずに退団させる可能性は低い。例え、監督がプレッシャーのかかる試合で遠藤を信頼していないとしても、リーグカップやFAカップの試合では彼が必要だ」と指摘しており、選手層の維持という観点から、代わりとなる選手が獲得できない限りは放出の可能性は低いと強調している。