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「売却を検討すべき」冨安健洋の放出論が再熱!?アーセナルDFが台頭「多くの人に不要とみなされていたが…」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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サウサンプトン戦の冨安健洋
【写真:Getty Images】

冨安健洋に代わり、ヤクブ・キヴィオルが先発起用の選択肢に

 プレミアリーグ第14節、アーセナル対マンチェスター・ユナイテッドの試合が現地時間5日に行われ、アーセナルは2-0の勝利をおさめた。フル出場を果たしたポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルの評価が高まっており、怪我で離脱中の日本代表DF冨安健洋の放出論が再熱している。英メディア『アーセナル・インサイダー』が報じた。

 

 昨季は冨安やキヴィオル、ウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコが左サイドバックのポジションを巡って争い、キヴィオルは3番手のような位置付けだった。冨安は終盤に4試合連続でフル出場を果たし、最終節のエバートン戦ではゴールを決めて勝利に貢献している。しかし、オフシーズン中に膝を痛めて今季開幕に出遅れ、10月5日のサウサンプトン戦で復帰を果たしたものの、また負傷して長期離脱を余儀なくされた。

 そして、冨安の離脱中に台頭しているのがキヴィオルだ。今季は公式戦11試合に出場し、左サイドバックではなくセンターバックでのプレー時間を増やしている。マンU戦ではウィリアン・サリバとコンビを組んで、マンUの攻撃を完全に防ぎ切った。昨オフには放出候補だったが、同メディアは「特にリッカルド・カラフィオーリが到着して以来、キヴィオルはアーセナルにとって不要であると多くの人からみなされていたが、今はそうではない。キヴィオルは信頼性を証明した。ガブリエウに代わることは決してないが、ガブリエウの代役として残るには十分な準備が整っている。アーセナルのファンは、ルベン・アモリム監督率いるチームを2-0で破ったキヴィオルのプレーに驚愕し、中には判断が早すぎたと謝罪する者もいる」と報じ、評価が一変したことを伝えている。

 続けて「もし健康であれば、おそらく冨安がキヴィオルより先に先発していただろう。アルテタ監督は守備能力とボールの扱いに優れたディフェンダーである冨安を非常に高く評価している。しかし、1月にどちらを放出するかという選択をするなら、それは冨安だ。この日本代表選手は負傷のためアーセナルにとって問題となっており、残念ながら同クラブが頼りにすることは決してできない選手となっている。こうした問題が繰り返されることは冨安にとって苛立たしいことだろうが、クラブにとっては前進することが最善の策となりつつあるのかもしれない」とし、「アーセナルは1月に冨安の売却を検討すべき」との見解を示している。

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