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サッカー選手のバリューを表す指標のひとつである「市場価値」は、時代によって大きく変動する。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出した金額をもとに、日本人選手の歴代最高市場価値ランキングを紹介する。※価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。市場価値は12月1日現在
5位:鎌田大地
【写真:Getty Images】
生年月日:1996年8月5日
最高市場価値:3000万ユーロ(約48億円)
更新日:2022年11月9日(当時26歳)
5位には、今夏にクリスタル・パレスへと移籍した鎌田大地がランクインした。
現在1800万ユーロ(約28.8億円)の市場価値を誇る鎌田が、自己最高額に到達していたのはフランクフルト時代である。2022/23シーズン途中の11月に3000万ユーロ(約48億円)を記録した。
このシーズンの鎌田の活躍は印象的だった。現クリスタル・パレス監督のオリバー・グラスナー監督によるボランチ起用が的中し、3列目からの飛び出しで多くの得点に関与。ブンデスリーガでは9得点7アシストの成績を残し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では日本人史上初となる3試合連続ゴールを記録した。
これだけの活躍を披露すれば市場価値が上昇するのは当然だろう。CLでのパフォーマンスは特に影響が大きい。後半戦に成績を落としたため、最高額をキープできたのは半年間のみだったが、同シーズンに鎌田がみせたインパクトは相当なものだった。
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