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Jリーグ移籍もある!? 来夏フリーになる海外日本人選手6人。元サッカー日本代表らの去就は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:ルシアン・リトバルスキー

FCヴィクトリア1889ベルリン所属MFルシアン・リトバルスキー
【写真:Getty Images】

生年月日:2003年5月8日
所属クラブ:FCヴィクトリア1889ベルリン(ドイツ)
2024/25リーグ戦成績:8試合0ゴール1アシスト
契約満了日:2025年6月30日

 FIFAワールドカップ(W杯)に3度出場した元ドイツ代表MFピエール・リトバルスキーを父に持つ、ルシアン・リトバルスキー。現在ドイツ4部リーグを戦うFCヴィクトリア1889ベルリンに所属する同選手は、ヴォルフスブルクの育成組織で自身のキャリアをスタートさせた。

 父・ピエールはスティーブ・マクラーレン監督のアシスタントコーチ兼通訳として同クラブに加入。マクラーレン解任後は暫定指揮官としてベンチに座ったこともあり、その後はスカウトやアンバサダーとして計13年間にわたりスタッフとしてチームを支え、2023年に退団した。

 ルシアンは父の在任期間中にユースで研鑽を積み、2023年7月にグロイター・フュルトとプロ契約を結んだ。主にセカンドチームでプレーし、今年8月に現所属クラブに移っている。

 今季はここまで8試合に出場し、現地時間8月31日のFSV 63ルッケンヴァルデ戦では1アシストを記録した。その8試合のうちスタメン起用は3つだけにとどまっているが、ピッチに立つ時間はある程度確保できている。今日までに計273分プレーしており、出場時間20分を下回った試合は2つしかない。

 戦力として計算されていることは窺えるが、来年6月までの契約期間は気がかりだ。地元紙『Berliner Kurier』によれば、ルシアンとの契約には1年間の延長オプションが付いているという。詳細は明かされていないが、残留するにはある程度成績を残す必要はあるだろう。

 同選手はピエールと日本人女性の間に生まれており、出身地は日本だ。日本国籍も保有しており、場合によってはJリーグのクラブも選択肢に入って来るだろう。まだ21歳、その才能を大舞台に繋げられる機会はあるはずだ。

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