DF:酒井宏樹(さかい・ひろき)
【写真:Getty Images】
生年月日:1990年4月12日
所属クラブ:オークランドFC(ニュージーランド)
2024/25リーグ戦成績:4試合0ゴール0アシスト
契約満了日:2025年6月30日
今年7月に浦和レッズからニュージーランドのオークランドFCに移籍した元日本代表DF酒井宏樹。同クラブはオーストラリアとニュージランドのチームから成るAリーグ・メンに2024/25シーズンから参加しており、快進撃を続けている。
ここまでの開幕5試合の成績はなんと全勝。11月2日に行われたAリーグ史上初のウェリントン・フェニックスとの“NZダービー”にも2-0で快勝した。勝ち点「15」はリーグ戦序盤において単独首位であり、今日まで無失点なのはオークランドだけだ。
かつてドイツやフランスで活躍したベテランサイドバックは、同クラブに渡ってからキャプテンとしてチームを牽引。10月19日に行われた開幕節・ブリスベン・ロアー戦では右サイドからのクロスによりオウンゴールを誘発した。
これ以外にも酒井は攻守にわたってクオリティを示しており、データサイト『FotMob』によれば「チャンスメイク数」と「90分あたりのクリア数」
でチーム内3位、「90分あたりのインターセプト数」で2位の数字を記録している。
11月30日のニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツ戦はハムストリングの負傷により欠場したが、チームを率いるスティーブ・コリカ監督がA・リーグ公式を通じて12月1日に「彼は大丈夫だと思う。来週のトレーニングの様子を見て、そこから考えたい」と述べている。
酒井とオークランドの契約は今のところ来年6月までに設定されているが、今の活躍を考えると延長の可能性は十分に考えられるだろう。スタッツとキャプテンシーの両方で貢献できるベテランは、どのクラブからも歓迎されるはずだ。