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クビ目前!? プレミアリーグ、今冬の放出候補10人。理由は様々…。現所属クラブで苦しむ実力者たち

シリーズ:編集部フォーカス text by photo by Getty Images

DF:アクセル・ディサシ(フランス代表)

アクセル・ディサシ
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年3月11日
所属クラブ:チェルシー
今季リーグ成績:2試合0得点0アシスト

 今夏にエンツォ・マレスカ新体制となったチェルシーにおいて、昨季との比較で最も出場時間を減らしているのがアクセル・ディサシである。

 このフランス人DFは、昨シーズンのプレミアリーグでDFではチーム最多となる31試合(2581分)に出場していたが、新体制の今季は第13節終了時点でわずか2試合(94分)のみの出場。直近はプレミアリーグでベンチ入りすることもなく、最後にメンバー入りを果たしたのは10月20日に行われたリバプール戦まで遡る。

 一方のUEFAカンファレンスリーグ(ECL)では、試合によってはキャプテンマークを巻くなど、ターンオーバー要員の一人としてチームに貢献しているが、ベストメンバーが揃えばベンチ入りすることすらできないのは本人としても難しいところだろう。

 現在のチェルシーはサイドバック(SB)の選手層に不安を抱えており、特に右サイドは主将のリース・ジェームズが離脱を繰り返している。彼が戦力として計算できないのであれば、代役となる選手の獲得を目指すのは自然な流れだ。

 仮に冬の移籍市場で右SBを獲得するとなれば、ディサシが退団する可能性は大きく高まる。同選手の本職はセンターバック(CB)だが、今季は出場した公式戦10試合のうち9試合が右SBでの起用となっている。

 彼がマレスカ監督の中での合格点を出しているのであればすでにプレミアリーグでも起用されているはずで、そうではない現状を踏まえると、放出候補に挙がるのは自然な流れだろう。

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