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クビ目前!? プレミアリーグ、今冬の放出候補10人。理由は様々…。現所属クラブで苦しむ実力者たち

シリーズ:編集部フォーカス text by photo by Getty Images

DF:ヴィクトル・リンデロフ(スウェーデン代表)

ヴィクトル・リンデロフ
【写真:Getty Images】

生年月日:1994年7月17日
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
今季リーグ成績:4試合0得点0アシスト

 かつてはマンチェスター・ユナイテッドで、不動のレギュラーとしてプレーしていたヴィクトル・リンデロフだが、現在の序列は6人のセンターバック(CB)の中で最も低いかもしれない。

 序列ダウンの要因はいくつかあるが、その中で最も大きな要素となっているのが怪我の多さで、直近の1年間だけで4度も離脱をしている。これだけ不在の期間が長いとなれば、戦力として計算するのは難しいだろう。

 今季はつま先の負傷で開幕から出遅れ、現在は11月の代表戦で負った鼠径部の怪我で離脱をしている。同箇所は昨年12月に手術を受けた場所で、スタッフに肩を抱えられながらピッチを後にした姿を見ると長期離脱となりそうだ。

 そんなスウェーデン代表DFとマンチェスター・ユナイテッドとの契約は今季終了までと、残り半年に迫っている。怪我が回復をしなければ冬の移籍市場では残留の可能性もあるが、CBはマンチェスター・ユナイテッドの補強ポイントでもあり、これ以上計算できない選手をチームに残すことのメリットはない。

 先述した通り、現在のマンチェスター・ユナイテッドには6人のCBがいるが、11月29日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)ボデ/グリムト戦では、後半途中から3バックに本職CBが誰もいなかった。

 これだけの人数がいるのにも関わらず、ほぼ全員が直近で怪我をしたことがあるリスクの大きい陣容をみると、新たな計算できる選手を獲得して、リンデロフら余剰戦力を放出するのが得策に思える。

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